Allegro Vivace, Op.147, No.10

M.ジュリアーニ / Arr. Riku Fujita

Level-2 ★★☆☆☆

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楽譜

この曲について

《La Tersicore del Nord》Op.147について

《La Tersicore del Nord(北方のテルプシコーレ)》Op.147は、マウロ・ジュリアーニが晩年に作曲した、独奏ギターのための16曲の小品からなる作品集です。「Tersicore(テルプシコーレ)」はギリシャ神話に登場する舞踊の女神を指し、曲集には親しみやすく軽快な舞曲風の作品が収められています。

軽快で華やかなAllegro Vivace

その第10曲にあたるAllegro Vivaceは、冒頭から明るく華やかな動きが続く軽快な作品です。Allegroは「速く、快活に」、Vivaceは「生き生きと、活発に」といった意味を持ち、その名の通り躍動感のある音楽となっています。

調性の変化とさまざまな演奏テクニック

曲は8小節単位のまとまりを基本としながら、ホ短調からト長調、再びホ短調へと調性を変え、終盤では同主調のホ長調へ転じます。その後D.C.によって冒頭へ戻ることで、短い作品ながらも調性の変化を生かした明快な構成となっています。

スラーや装飾音、重音なども随所に登場するため、初級から中級へステップアップする際の教材としてもおすすめの一曲です。

ワンポイント解説

繰り返しに変化をつける

この曲では、譜面上で8小節単位の繰り返しが指定されていますが、すべての繰り返しを省略してストレートに演奏することもできます。

繰り返して演奏する場合は、まったく同じように弾くのではなく、1回目と2回目で音色や強弱を少し変えてみるのもよいでしょう。同じフレーズにも変化をつけることで、短い曲の中でも自然な展開を作ることができます。

軽快さを保ちながら走りすぎない

Allegro Vivaceらしい軽快さは大切ですが、テンポを意識するあまり走りすぎないよう注意しましょう。

特にスラーや装飾音、重音が続く部分では、まずゆっくりとしたテンポで音の粒やリズムを揃え、そのうえで徐々にテンポを上げていくのがおすすめです。

曲の基本情報

作曲者
M.ジュリアーニ
編曲者
Riku Fujita
難易度
Level-2 ★★☆☆☆
チューニング
Regular Tuning
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